薬剤師からメディカルコピーライターに転職★メリットは?

転職活動

私は4年間調剤併設ドラッグストアで勤務した後、医療広告代理店のメディカルコピーライターへキャリアチェンジを果たしました。

ドラッグストアでの仕事もやりがいのあるものでしたが、企業に転職して本当に良かったと思うことも多いので、この記事が少しでも異業種に転職を考えている方の参考になればと思います。

働き方:在宅勤務・フレックス・土日休み

薬剤師はどうしても現地に行かなくては仕事になりません。

在宅勤務やフレックスタイム制といった働き方は調剤をしている場合は絶対に叶わない働き方だと言えると思います。

私の場合は9割在宅勤務、フレックスタイム制の会社に転職した上、1日の規定労働時間が8時間から7時間半となったため仕事の拘束時間はかなり減りました。規定労働時間だけでも月10時間、毎日の通勤時間が今までは片道45分かかっていたので合計40時間も自分の時間が増えた計算になります。

1日2時間も増えたら何ができるか…!このブログも転職によって浮いた時間を使って書かれています。笑

また転職する上で土日休みも外せないポイントでした。家族と休みを合わせるために土日休みを希望していたのですが、薬剤師、特にドラッグストアの正社員薬剤師の場合は土日休みはほぼ不可能でした。

大きな薬局の場合はパート薬剤師や育児時短中の方が多く、正社員に土日の休みは回ってきません。小さい薬局の場合は自分が休む時に他店舗から応援で入ってもらう必要があるため、同じように土日休みは取りにくい傾向にありました。

シフト制の働き方の場合、有給も取得しづらいと感じていました。

事前に有給を申請する場合も、土日は代わりの人を探すのが難しいため嫌がられましたし、体調不良による急な休みの場合には上司に代わりに出勤する人を探してもらわねばならず、本当に申し訳ない気持ちになったことを覚えています。

ライターの場合ももちろん忙しい時期に休みのは気が引けますが、自分の受け持っている仕事が期日に間に合いさえすれば問題ないという安心感はあります。

移動や転勤が少なく、店舗ガチャに悩まされなくていい

ドラッグストアで勤務していて私が本当に悩まされたのが、希望しない店舗移動でした。

私の場合は入社1年3ヶ月で事務なし一人薬剤師店舗へ移動→その後2年半移動の希望を出し続けるも、移動させてもらえずという経験をしました。

人間関係に悩まされ、一人薬剤師店舗を希望する方もいるとは聞きますが、私の場合はまだ入社魔もなかったため、他の薬剤師との接点がなくなってしまったことは恐怖でした。まだまだ先輩薬剤師から学びたいことがたくさんあったのに、と本当に残念な気持ちでした。

もちろん残念なことばかりではなく、管理薬剤師を任されたこと、新規個別指導を受けたことは良い経験になったと思います。

また1人薬剤師の小さな店舗で営業時間が少なく、夜間勤務がなかったこと、日曜・祝日休み、応援勤務がなかったので働きやすい部分もありました。

とはいえ、これからもずっと何度も移動になり、振り回されていくんだ、ということにうんざりしていたのも事実です。

もちろん企業に転職しても会社都合による移動がある場合もありますが、薬局よりは可能性が低いと思います。出張はたまにありますけどね!

年収のレンジが広い

薬剤師の年収はそれなりに高いですし、安定しています。一方で、薬剤師として働く場合の給与の伸びにはあまり期待できません。

薬剤師一人あたりの処方箋枚数が決まっていること、薬局の売り上げは調剤報酬点数で決められており、優秀な薬剤師だから2倍売り上げに貢献出来て給与も2倍!とはいかないのが薬剤師。

もちろん収入がある程度高くて安定していることにはメリットもありますよね。

女性が多い業界のため、産休・育休がとりやすいことや育児時短制度などの制度が整っている会社が多いですし、復職した時の年収もさほど下がらないので家庭も大事にしたいという女性にとっては本当に良い職業だと思います。

また「復職した時戻りやすい」が理由で薬剤師を選ぶ女性が多いため、出世欲のある従業員が少なく、競争相手が少ないため管理職になりやすいというのもあります。ドラッグストアに就職した男性は比較的早く管理職につき、出世コースを歩む方が多いような印象も受けます。

欲張りな私は管理職に魅力を感じないけどもっと年収をあげたい!と思っておりました。

競争は薬剤師のときより激しいですが、薬剤師より年収レンジのある職に就き、向上心高く働けているので転職してよかったと思っています。

調剤以外のポータブルスキル(ライティング)が身に付く

調剤スキルを極めることもとても大切なことだけど、私の場合は調剤の他にも何かスキルが欲しいと思っていました。

ライティングというスキルは様々な場面で役立ちます。

副業でライティングの案件を受注するもよし、このサイトのようなブログを書くもよし。

本業でスキルを身に付けたらフリーランスとして仕事を受注していくこともできます。

ライターからディレクターへステップアップも?将来のキャリア

上に書いたように、コピーライターの年収レンジはかなり広いです。

さらに、コピーライターの上位職としてシニアライター、ディレクターへのキャリアのステップアップも可能です。

また、メディカルコピーライターからの転職として製薬企業のマーケティング部門に進んだり、あるいは先に書いたようにライティングのポータブルスキルを活かしてフリーランスライターとして独立したりといった方向へも進めます。

次のキャリアを考えたときにも、ワクワクできるポジションなので、やりがいをもって業務にあたることが出来ています。

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